ある時、ちょっとした興味で買ってみることにしたこの本。
以前にきのこ検定やら、箕面検定やら受けたりしていたので、検定マニアかなにかだと思われるかもしれません(笑)。
しかし、今回は検定どうこうというよりも、最近よく耳にする『世界遺産』と言う言葉が、実際は何を意味するのかよく知らないなと思ったのです。
世界遺産、その字のごとく世界の遺産なのですが、世界遺産に認定されるまでにはいくつかステップがあります。
しかも、自然遺産はIUCN、文化遺産はICOMOSとそれぞれ専門調査を行う機関があるなんて知ってましたか?
私は知らないことだらけで、ページを読むごとに『へぇー!そうなの?』となりました。
現在、世界の191カ国が条約に加盟していて、1,007の世界遺産があります。
時には危機遺産といって存在が危ぶまれるものや、過去の戦争を繰り返さないためにという意味を込めた負の遺産等があります。
一度世界遺産と認定されてもその後の環境などで認定から外されるものもあったりするようです。
*世界遺産を集めたブログ http://www.world-moment.com/heritage.html
日本では去年富士山、今年は富岡製糸場が登録されましたよね。
それもあってますます海外からの旅人が増えているように思います。
と、なると今後自分のゲストハウスを夢見る私にとっては、世界遺産のなんたるかを知ることはある意味必要不可欠かと思いました。
いろいろあり過ぎてまだ頭に入っていないため、何度か読み直す必要があるなと思うのですが、今回読んで一番驚いたのは、
エジプトのアブ・シンベル神殿が新しくダムを造ると水没してしまう!というので、石をブロック上に切り分けて少し上の場所まで移動した、
というお話でした。
過去あれだけ大きな神殿を人が作っていたことも驚きですが、それを移動する現代の技術。
想像してみてください!
この像が部分ごとにブロック化されるんですよ!
面白いですよねー?
他に私が楽しんでいるのは、普段は名前としてただ聞き流していただけのものも、現地の言葉でそれぞれ意味があること。新しい言葉を見つけては、書き留めています。
例えば、
マチュピチュ ケチュア語 老いた峰
ヒマラヤ サンスクリット語 雪の居所
ガラパゴスのガラパゴ スペイン語 ゾウガメ、
などなど。。。
やはり言語が好きなのかもしれません。
今度から世界遺産を実際目にする時は、今までとはまた違った目で見られそうです。
楽しみだ!
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